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ICTで子どもをどう育てるか/第3回ICT指導員講習

2017年08月24日 13:41 主要ニュース 民族教育

デジタル教科書使い模擬授業

デジタル教科書と大画面、黒板を使った許三文教員(東大阪初級)の模擬授業

来年度からスタートする朝鮮学校でのデジタル教科書の使用に向けて、着々と準備が進められる中、朝鮮大学校(東京・小平市)で8〜10日、「第3回ICT指導員講習」が開かれた。

講習会は朝鮮大学校はじめ朝鮮学校教員および学友書房職員らで構成された「ICT化推進委員会」が主催し、日本各地に設けられた13の研究校のICT指導員、一般の朝鮮学校教員など約30人が参加した。

盛り沢山の内容

積極的な質疑応答が行われた

講習会では、学友書房の慎基成・教科書編局長と姜勝幸出版経営局長が、「デジタル教科書の導入計画」と「教科書ビューアの使い方」についてそれぞれ説明し、研究校から中2「社会」(李恭遜・埼玉初中教員)、初4「国語」(許三文・東大阪初級教員)、初2「算数」(李基成、福岡初級教員)の模擬授業が行われた。また、ICT化がより進んだこれからの時代に生きる学生たちに求められる「問題解決能力について」の講義、「ICTを活用した授業設計について」の講義、グループ別授業設計と発表、iPad活用教室、学習資料の紹介、教育環境の整備と管理についての説明など盛り沢山な内容で進められた。

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