〈委員長の活動・2017年4月〉朝米対決を陣頭で指揮

朝鮮の国力を内外に誇示

史上最大規模で行われた米南軍事演習、朝鮮半島水域へのカールビンソン原子力空母打撃群の派遣などの挑発行為によって、朝鮮半島の軍事的緊張が高まった4月。金正恩委員長は朝米対決を陣頭で指揮し、この危機を打開した。

軍種合同攻撃示威を視察する金正恩委員長（朝鮮中央通信）

黎明通りの竣工

金日成主席生誕105周年を迎える中、平壌の錦繍山太陽宮殿地区に黎明通りが竣工した。

国内で一番の高さを誇る70階建てアパートなど高層ビル群が建ち並んだ黎明通りは、国内の資材と技術によって建設された。

昨年3月、黎明通りの建設を宣布した金正恩委員長は、黎明通り建設が単なる工事ではなく、米国とその追随勢力の制裁と圧力の中でも力強く前進する朝鮮の姿を誇示する政治的契機になると語った。

黎明通りの建設は、昨年8月の洪水により甚大な被害を受けた咸鏡北道の被災地復旧のために建設部隊を現地に派遣したことで当初の計画は遅れたが、わずか1年の間に驚くべき建設速度で完工した。

13日、金正恩委員長参席の下、黎明通りの竣工式が行われた。竣工式には太陽節慶祝行事を取材するために朝鮮を訪れていた外国メディアも参加。全世界の注目が黎明通りに注がれた。