学校、子どもの夢守る「Re:START」に/山口民族教育実施70周年記念、民族教育フォーラム
2017年02月15日 20:04 主要ニュース
フィナーレの全出演者による合唱
「民族教育実施70周年記念 山口民族教育フォーラム『Re:START』」が12日、下関市内のイベントホールで行われた。
山口の民族教育実施70周年を記念する最後の年間イベントとなったフォーラムには、総聯山口県本部の朴徹委員長と山口県青商会の裵淳哲会長(実行委員長)をはじめとする青商会のメンバー、県内外の同胞、日本の有志ら約350人が参加した。
かつて県内に5つあった朝鮮学校が山口初中1校のみとなった今、若い世代が中心となり子どもたちの明るい未来のための大きな一歩を踏み出し、県内の多くの人たちが、先代たちが守ってきた民族教育について考え、関心を寄せるきっかけになってほしい。青商会メンバーのそのような気持ちがフォーラムに込められた。
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3部記念公演
1部では、山口初中の教員、保護者による朗読「すずらん」(演劇「すずらん」より)と、劇中詩「子どもたちよ、これがウリハッキョだ」が披露され、日本で民族教育が守られてきた歴史を振り返った。