既成のダンスには属さず、モダン・ダンス、バレエ、舞踏など様々なジャンルの影響が入り交じった新しい表現方法を追求するコンテンポラリーダンス(現代舞踊)。
近年注目を集めるコンテンポラリーダンスは、舞踊文化の歴史の流れに新しいシーンを作りだそうとしている。そんな中、自らのオリジナリティーの追求を重ね、今夏、世界に羽ばたこうとするダンサーがいる。金愛珠さん。23歳。
兵庫朝鮮歌舞団の舞踊手出身で、現在も舞踊教室で講師をする母親の影響で、5歳から朝鮮舞踊を、初級部3年からはバレエを習い始め、幼い頃から芸術文化に触れて育った。一方で、父親も在日朝鮮蹴球団出身と、好きなことを職業に生きる両親の背中は、金さんにとって「すごくかっこよくて憧れだった」という。
そんな環境もあってか、「何か、芸術的なもので世界に進出する」夢を抱くようになった。そしてその挑戦をコンテンポラリーダンスに懸けた。
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