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〈月間平壌レポート 6月〉子どもたちの歓声、沸き立つ街角

2016年07月02日 19:18 主要ニュース 共和国

首都市民を活気づけた少年団員

【平壌発=金淑美】朝鮮労働党第7回大会に向けて行われた「70日戦闘」(2月23日~5月2日)の勢いそのままに、「200日戦闘」がスタートした。6月初旬、党第7回大会で示された課題遂行に向けて沸き立つ平壌を活気づけたのは、朝鮮少年団創立70周年に際して集結した数千人の少年団員らの姿だった。

記念行事のハイライト

朝鮮少年団創立70周年慶祝行事に参加するため、全国の小・中学校から選ばれた少年団代表らは滞在期間、市内の各所をめぐり、行く先々で熱烈な歓迎と最上級の待遇を受けた。子どもたちが泊まった4.25旅館では、一日として同じ食事メニューがなく多様な料理がふるまわれ、滞在期間に誕生日を迎えた子どもらのための誕生日会も催された。

万景台学生少年宮殿で行われた朝鮮少年団創立70周年記念公演(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

万景台学生少年宮殿で行われた朝鮮少年団創立70周年記念公演(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

少年団といえば2012年6月の、創立66周年記念行事が記憶に新しい。朝鮮全土から集った2万人余りの少年団員の参加の下、過去に例のない大規模行事の数々が行われた。なかでもハイライトは、金正恩委員長出席の下、金日成競技場で行われた全国少年団連合団体大会だった。大会で金正恩委員長は自ら演説に立ち、未来を担う子どもたちを祝福した。そのときの様子は、今も人々に強く印象づけられている。

「今回もきっと何かあるのでは…」。まして70周年の節目。人々の間ではにわかに期待が高まっていた。

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