〈そこが知りたいQ&A〉党大会で示された朝鮮の統一路線は
2016年06月16日 14:20 主要ニュース 朝鮮半島全同胞の力を合わせ、自主的に統一を実現
5月6日から9日までの4日間、35年ぶりとなる朝鮮労働党大会が平壌で開催された。大会では、1980年の前回大会以降の活動を総括し、今後推進していく路線と方針が提示されたが、その中で朝鮮半島の統一問題も大きく扱われた。党大会以降、朝鮮は北南関係の改善を南側に呼びかけ、積極的なアクションをとっている。党大会で示された祖国統一路線と方針、これと関連する動きについて、Q&Aでまとめた。
Q. 金正恩委員長が提示した祖国統一路線と方針の具体的な内容は。
A. 金正恩委員長は党大会で行った活動総括報告の中で、朝鮮労働党の祖国統一路線は、金日成主席と金正日総書記が提示した主体的な統一路線であると指摘した。金正恩委員長は、主体的統一路線について、国の統一を他人に依存するのではなく、民族自身が責任をもって全同胞の力を合わせ、自主的に成し遂げるというもので、徹底した民族自主精神に基づくもっとも正当な路線であると述べた。また、この路線は、「祖国統一3大憲章」(「祖国統一3大原則」「高麗民主連邦共和国創立方案」「全民族大団結10大綱領」)に全面的に具現されていると強調した。