〈朝鮮紀行《食》 22〉春のウリナラ(2) キムチの国
2016年04月01日 14:59 主要ニュース美味しさのあまりお代わりが続く
この春、ウリナラで食事をしながら一番に思ったことは、食卓に登場するキムチの味が酸っぱかったことだ。これはキムチの旬が終わりに近づいたことを指す。
ある日食堂に入り、いつものようにキムチを注文。食べてみると酸味が強い。姉の家に行った時も白菜キムチが出たがこれもやはり酸っぱい。
姉は「もうこれで最後になるわ。そろそろ水キムチをつけなきゃ」と言っていた。姉の家でキムチを漬けていた瓶をのぞいてみたところ、もうすでにキムチはなく他の小ぶりな容器に入れ替えていた。