〈特集・私と8.15〉国の主としての自負心を抱き/金児筆さん
2015年08月11日 14:30 主要ニュース1945年8月15日、当時16歳だった金児筆さんは、友だちと連れ立って海へ泳ぎにでかけていた。友だちの知らせを受け急いで家に帰ったとき、下関のトンネは不気味な静けさに包まれていたという。それが夕方頃になると、あちこちから「マンセー! マンセー!」と叫ぶ人、マッコリを飲み交わす人たちの声で大騒ぎになった。それが金さんが見た解放の日の光景だ。
1945年8月15日、当時16歳だった金児筆さんは、友だちと連れ立って海へ泳ぎにでかけていた。友だちの知らせを受け急いで家に帰ったとき、下関のトンネは不気味な静けさに包まれていたという。それが夕方頃になると、あちこちから「マンセー! マンセー!」と叫ぶ人、マッコリを飲み交わす人たちの声で大騒ぎになった。それが金さんが見た解放の日の光景だ。