中国と朝鮮の文化が入り混じる環境で、在日同胞として朝鮮舞踊を広く知らせる活動は簡単ではない。今そこでひとり黙々と練習をこなし、大会に励む舞踊家がいる。中国吉林省・延辺大学の芸術学部舞踊学科に通う金鮮麗さんだ。
母や叔母など舞踊一家に生まれ、3歳のときから朝鮮舞踊をはじめた。物心ついたときにはすでに舞踊が身近にあったと話す金さん。幼い頃、「毎日のように家で流れていたピョンコマ(平壌学生少年芸術団)の公演ビデオ」が懐かしいとほほ笑んだ。
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