高校無償化裁判〜249人の朝鮮高校生たたかいの記録/イオ編集部編
2015年08月04日 09:26 主要ニュース勇気と温かさ、人間への希望
朝鮮学校補助金復活と高校無償化適用を求めて大阪府庁前で2012年4月17日から始まった火曜日行動は2015年8月4日で159回になる。3年を越えた火曜日行動は、汗が目に流れ込む真夏も、マイクを持つ手が凍える真冬も、どしゃぶりの雨の中も続けられてきた。
日本人が参加者の半分以上を占め立場も考えも様々な人たちが、子どもの夢と希望を大人が奪ってはならない。朝鮮学校差別は日本社会の民主主義を問う問題である。この大きな一点でつながり闘い続けている。あまりの政治の劣化や差別と偏見あふれるマスコミ報道で諦めと絶望が支配しそうになる中、人間の誇りを取り戻す闘いが繰り広げられている。