〈結成70周年に向けて-各地留学同の取り組み 7〉「実質」の伴う動員活動を/西東京
2015年05月28日 10:21 主要ニュース 暮らし・活動ルーツを知る学習会を定例化
留学同西東京は近年、本部、支部の委員会が機能していなかったため、同盟員拡大活動が停滞気味だった。
しかし昨年度から朝鮮の近現代史をテーマとする学習会を月2回行うことで、少しずつ活動基盤を築き上げてきた。
学習会の講師を務めたのは、当時、中央大学支部委員だった韓梨恵さん(23、千葉大学大学院)。「同盟員たちが日本社会に広がる『異常』な歴史認識を鵜呑みにせず、それを批判的に見る目を養い、在日朝鮮人としてどう生きていくのかを考える場が必要だった」と学習会のきっかけについて振り返る。