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「『慰安婦』問題と日本社会・メディア」シンポ/東京外大・約500人が参加

2015年04月07日 13:42 主要ニュース 歴史

“メディアとジャーナリズムは瀕死状態に陥った”

シンポジウムには約500人の市民が参加した

シンポジウムには約500人の市民が参加した

「『慰安婦』問題と日本社会・メディア 朝日新聞問題を通して考える」と題したシンポ(主催=内海愛子・恵泉女学園大名誉教授ら8人の呼びかけ人)が5日、東京外国語大学(東京・府中市)で行われ、500人を収容する会場は満席となった。発言者として歴史研究者、弁護士、ジャーナリストら8人が登壇した。

昨年8月の朝日新聞による「慰安婦」報道を契機として、「慰安婦」の歴史そのものを否定しようとする動き、元「慰安婦」ハルモニたちに対する誹謗中傷など、歴史の改ざんともいえるような人権侵害の潮流は、現在、目を覆いたくなるほどにすさまじい有様だ。そのような中開催された今回のシンポは、いわゆる『慰安婦』問題が日本社会とメディア全体に関わる問題であることを確認し、社会へアピールすることを趣旨とした。

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