2015学年度 朝鮮大学校入学式/“大きな理想と目標を胸に”
2015年04月13日 13:12 主要ニュース 民族教育朝鮮大学校(東京・小平市)の2015学年度入学式が10日、同校講堂で行われた。総聯中央の許宗萬議長、裵益柱副議長、宋根学教育局長、同校の張炳泰学長、朴英植理事長をはじめとする理事、中央団体、事業体の活動家、新入生と保護者、教職員、在校生らが参加した。
裵益柱副議長が朝鮮教育委員会から送られてきた祝電を紹介した後、許宗萬議長が祝賀のあいさつを行った。議長は、雄大な抱負、高い目標、強い信念を抱き、朝大での生活を通じて知恵と徳を兼備した世界のどの同世代にも劣らない実力を持つよう新入生たちを激励した。
張炳泰学長が報告を行った。学長は、2014年度にはじめて朝大オープンキャンパスを大阪、神戸、京都、広島の朝高で行ったことで、朝高生や保護者が朝大に対する新しい認識を持つようになり、優秀な同胞学生を積極的に送ることのできる高等教育機関という期待と信頼を呼び起こすことができたと話した。そして、新入生たちに向け、朝大生に対する祖国や総聯組織、同胞たちや保護者たちの期待の大きさを知り、主体的な世界観と高い専攻知識を兼備した人材になれるよう在学期間勉学に励むよう強調した。
新入生を代表し、文学歴史学部の李忠慶さん(大阪朝高卒)が決意を表明した。李さんは朝大の先輩たちが「高校無償化」適用を求め、約2年間、中断することなく続けてきた文科省前の金曜行動や国連での活動、そして昨年行われたオープンキャンパスを通じて朝大の魅力を感じたとし「大きな理想と目標を抱き、勉学に励むことで、愛族愛国のバトンをしっかりとつなぐ実践家として準備していきたい」と話した。
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