〈取材ノート〉流れに抗う声
2015年01月09日 15:24 コラム暮れも押しせまった12月、石川文洋写真展「ベトナム戦争と沖縄の基地」に足を運んだ。そこで筆者の目に飛び込んできたのは、米国の侵略によって血を流し合う同じ民族の青年、第4世代まで影響を及ぼしている枯葉剤の後遺症や不発弾の被害に苦しむ人々と、ベトナム戦争当時、最大の後方基地であり、今もなお基地問題に揺れ動く沖縄の人々を収めた写真だった。
暮れも押しせまった12月、石川文洋写真展「ベトナム戦争と沖縄の基地」に足を運んだ。そこで筆者の目に飛び込んできたのは、米国の侵略によって血を流し合う同じ民族の青年、第4世代まで影響を及ぼしている枯葉剤の後遺症や不発弾の被害に苦しむ人々と、ベトナム戦争当時、最大の後方基地であり、今もなお基地問題に揺れ動く沖縄の人々を収めた写真だった。