色んな出会いを糧に、プリズムのような輝き/1人芝居「在日バイタルチェック」のきむ・きがんさん
2014年10月09日 13:07 文化・歴史 主要ニュース「2014年度福井県同胞の敬老会」(9月28日、福井市のイオ信用組合講堂)で上演された劇団トルの代表、きむ・きがん(金紀江)さんによる一人芝居「在日バイタルチェック」は、波乱に満ちた歴史を生き抜いてきた女性たちの半生を描き出す。
舞台は在日コリアン1世が通うデイサービスセンター「ミンドゥルレ」(たんぽぽ)。そこで繰り広げられる日常が、きむさんのバイタリティーあふれる芝居と語りで鮮やかに繰り広げられていく。ユーモアとペーソスを交えて、観る人たちを芝居に誘い、いつの間に自分もその場に生きているかのような臨場感をかもし出す。