歴史改ざんの動き
2014年10月14日 18:30 春・夏・秋・冬日本の外務省は10日、日本軍による「慰安婦」強制動員を認めた文章をホームページから削除した。「慰安婦」への人権侵害について調査結果をまとめることや真摯な謝罪と十分な補償などを求めた国連・人種差別撤廃委員会の最終見解(8月29日)を無視する暴挙である
▼外務省が削除した文章は、「アジア女性基金」の発起人16人が1995年に発表した日本国民向けの「拠金呼びかけ文」で、文中に「10代の少女までも含む多くの女性を強制的に『慰安婦』として軍に従わせた」との記述が含まれていた。6日の衆院予算委員会で次世代の党幹事長から「強制連行はなかった」「問題がある」などという指摘を受け、岸田文雄外相が削除を検討する考えを示していた