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メディアの使命

2014年04月21日 09:40 春・夏・秋・冬

南朝鮮の珍島沖で16日、旅客船が沈没し、300人を越す死者・行方不明者を出す痛ましい事故が発生した。捜索が進むにつれ、船会社の安全対策の不備が露呈。また、政府の対応の遅れや報告の不備、メディアの誤報や過剰な取材合戦が、生還を信じて待つ乗客家族の苦しみを逆なでした春夏秋冬

▼当初、船に乗っていた修学旅行中の生徒たちが全員無事救助されたと一部で報じられたが、すぐに誤報と判明した。大統領はじめ政治家や記者たちが、家族らが待機する珍島の港近くの体育館に押し寄せたことで、救助活動に支障をきたした。苦しむ乗客家族や救助された生徒への非礼な取材も相次いだ。大惨事の混乱状況を考慮しても、目に余る対応だ

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