留学同京都の学生が「法廷」で得た経験
2014年02月26日 15:10 主要ニュース斬新な発想で質の高い声を
留学同京都が主催した3.1独立運動95周年を記念した「朝鮮独立を阻害する罪に関する学生法廷」(23日、京都市国際交流会館イベントホール)では、日本政府の過去の植民地責任を理論的に分析、追究した。留学同の学生たちが提示した在日朝鮮人運動における新しい試みは、参加者たちから多くの賛辞を集めるとともに、学生たちの問題意識を深める重要な契機になった。
留学同京都が企画した民衆法廷とは、国際法に違反していると思われる問題に対して、市民などが問題提起や抗議などを行う模擬法廷のことを指す。在日朝鮮人運動の正当性を訴える方法として今回、「学生法廷」が行われるようになったが、当初は前例のない試みに学生の中からは否定的な意見もあった。法廷で何を主張するのか、意見が食い違い夜遅くまで議論を重ねた日も一度や二度ではなかった。