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米・南合同軍事演習の中止求める/駐中朝鮮大使が記者会見

2014年01月30日 10:55 主要ニュース 朝鮮半島

「重大提案」を改めて説明

池在竜・中国駐在朝鮮大使は1月29日、北京の朝鮮大使館で記者会見を行い、米国と南朝鮮の合同軍事演習の中止や北南関係の改善に向けた南朝鮮の態度の変化を求めた。

池大使はこの日、北南間の誹謗中傷の中止、軍事的敵対行為の全面中止、核災難防止などを呼びかけた朝鮮国防委員会の「重大提案」(1月16日発表)の意味について改めて説明。「多くの国々が朝鮮半島の平和と安全問題を話している。われわれの重大提案はそれに向けた第一歩である」と強調した。

そのうえで、「偶発的な衝突も全面戦争に発展し得るのが昨今の朝鮮半島の現実。国際社会は米国と南朝鮮の軍事演習を中止させるよう努力すべきだ」と重ねて要求した。また、「われわれは南朝鮮当局に一般的な軍事演習を中止せよと提案したわけではない。外部勢力を引き入れて同族を狙った侵略戦争演習を中止しろということ」だと強調した。

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