〈月間平壌レポート 10月〉文化生活の拡充実感
2013年10月23日 17:09 主要ニュース 共和国「10.10」迎えた平壌の光景
【平壌発=金里映】10月、朝鮮労働党創建記念日(1945年10月10日)に際して平壌に広がったさまざまな光景は、より一層充実する市民たちの文化生活の一端を垣間見せた。
四季楽しむプール
建国65周年(9月9日)、労働党創建68周年を迎えた9~10月、平壌市内のさまざまな建設対象が相次いで竣工した。中でも東平壌の紋繍地区には敷地面積10万9千㎡を誇る巨大プールをはじめ、玉流児童病院、柳京口腔病院など多くの施設が新設された。
紋繍プールは各種のプールとウォータースライダーが備わった屋外・室内水泳施設、体育館、サウナ施設などからなる一大テーマパークで、オールシーズン楽しむことができる。
ウォータースライダーは、高さ20mにもなるものや傾斜が急なもの、子ども用、ゴムボートを利用するものなど種類が豊富。プールも一般のものから波打つプール、ジャグジータイプなどさまざまだ。既存の同様な施設に比べてよりグレードアップした内容となっている。
紋繍プールは数ある建設対象の中でも、金正恩第1書記がとくに重視していた施設で、今年2月の着工からこれまで4度も現地視察したことが報道されている。