〈取材ノート〉真夏の原爆ドームで
2013年08月23日 17:40 コラム毎年8月6日、広島市内の多くの小中学校では、夏休みにあたるこの日を「平和登校日」にしているという。68年前の同日、原爆投下による悲惨な過去を後世が決して忘れないためだ。
先月広島に出張した際、友人の案内で原爆ドームに赴いた。建物の周辺には粉々に砕けた瓦礫が散乱しており、焦げて黒くなった壁からは変形した鉄格子が飛び出している。原爆投下から70年近く経つというのに、想像以上に生々しい光景に言葉を失った。
毎年8月6日、広島市内の多くの小中学校では、夏休みにあたるこの日を「平和登校日」にしているという。68年前の同日、原爆投下による悲惨な過去を後世が決して忘れないためだ。
先月広島に出張した際、友人の案内で原爆ドームに赴いた。建物の周辺には粉々に砕けた瓦礫が散乱しており、焦げて黒くなった壁からは変形した鉄格子が飛び出している。原爆投下から70年近く経つというのに、想像以上に生々しい光景に言葉を失った。