停戦60周年記念シンポ、ソウル―平壌に次いで東京で/平和協定のための国際連帯
2013年08月06日 14:22 主要ニュース米国元長官が基調報告
朝鮮戦争停戦60周年に際して、「ソウル―平壌―東京リレー国際シンポジウム『戦争から平和へ、朝米平和協定締結の道へ』」が1日、東京・千代田区の学士会館で行われた。
シンポジウムは、平壌とソウルでそれぞれ行われた行事と連携して企画された。東京でのシンポジウムに先立ち、北側では7.27戦勝記念行事の一環として国際平和大行進と米軍の蛮行を糾弾する国際糾弾大会が、南では平和協定締結のための国際シンポジム(26日、戦争反対平和実現国民行動、統合進歩党進歩政策研究院が主催)が行われた。
東京でのシンポジウム実行委員会共同委員長は、6.15共同宣言実践海外側委員会の郭東儀共同委員長(日本地域委員会議長)、6.15実践日本地域委員会の安秉玉名誉議長(在日朝鮮人平和統一協会副会長)、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会の日森文尋議長、日韓民衆連帯全国ネットワークの渡辺健樹共同代表が務めた。総聯中央の南昇祐副議長、徐忠彦国際統一局長、平統協の李東済会長をはじめとした関東地方を中心とした同胞たち、日本市民など約350人が参加した。
シンポジウムでは、ラムゼイ・クラーク元米国司法長官、カナダ・オタワ大学のミシェル・チョスドフスキー名誉教授が基調報告。また韓国問題研究所の康宗憲所長の司会のもと行われたパネルディスカッションでは、ブライアン・ベッカー反戦反人種差別行動代表、中国・清華大学の鄭己烈客員教授、マラ・フェルハイドン・ヒリアード弁護士、朝鮮大学校文学歴史学部の金英子教授が発言した。