〈高校無償化〉院内集会、「金曜行動」継続、最後まで共闘誓う
2013年07月13日 15:11 主要ニュース 民族教育朝大生らによる抗議活動(12日)に続いて、参議院議員会館で、「朝鮮高級学校『無償化』適用を求める7.12院内集会」(主催=朝鮮高級学校卒業生連絡会)が行われた。「『高校無償化』からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」の長谷川和男事務局長、「フォーラム平和・人権・環境」の藤本泰成事務局長、朝大生や朝鮮学校関係者、保護者、各団体の代表など、約200人が参加した。
まず、朝大生が5月下旬から行ってきた文科省前での抗議活動を振り返る映像が上映された。
続いて、朝大の李泰一准教授が「『高校無償化』闘争の現段階と今後の課題」について報告した。
李准教授は、多数者の専制から少数者を保護することが日本国憲法の真髄であるとしながら、朝鮮学校を「高校無償化」制度から除外したことに、日本政府の非民主主義的な政治のあり方が如実に表れていると指摘。また、朝鮮学校除外は、立憲主義とう普遍的価値に対する国家権力の挑戦、市民感情の弱さによってもたらされる一部の人間の国民感情の独占、日本政府の非科学的な歴史認識に起因していると指摘した。今後の課題として、運動の参加者たちが勝利への確信を持ち、理論と実践力を備え、団結する必要があると訴えた。
続いてリレートークが行われた。