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北南対話を破綻させた南を糾弾/朝鮮自主的平和統一支持日本委・日森議長

2013年06月15日 11:03 主要ニュース

「朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会」の日森文尋議長が北南対話を破綻させた南を糾弾する談話を発表した。内容は以下の通り。

私たちは、せっかく始まった北南対話が破綻したことに深い憂慮を表明する。そして、北南対話を破綻に追い込んだ朴槿恵政権の責任を厳しく追及、糾弾する祖国平和統一委員会スポークスマン談話を断固支持する。

今回の北南対話は、北側が6月6日に南側に提起して始まった。しかも北側は、6月9日に板門店で開かれた南北実務者会談において、開城工業地区や金剛山観光問題だけでなく、「6.15南北共同宣言13周年」や「7.4南北共同声明41周年」の共同記念事業、さらに離散家族の再会をはじめ民間往来の推進まで議題として盛り込んだ。

北南対話を本格的に始動させ、自主的平和統一の基盤作りを推し進めようとする積極的な意思がうかがえる。ところが南側は、開城工業地区に南の企業が残した製品の運搬問題にのみ固執する醜態を演じた。そのうえ、場違いな統一戦線部長の出席を要請し、これがかなわないとみると、格下の統一部次官を団長とすると通知して、当局者会談を破綻に追い込んだ。南側の言動は、祖国統一問題に先頭に立って尽力してきた祖国平和統一委員会を愚弄する暴挙である。

南側はもともと北南の和解、交流、そして自主的平和統一への道を歩む気などさらさらなかったと言わざるを得ない。

私たちは、祖国平和統一委員会が主導した本格的な北南対話の再開という全朝鮮民族の願いを踏みにじった朴政権に対し、怒りを込めて糾弾する。

(朝鮮新報)

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