朝大で6.15共同宣言発表13周年記念行事/「わが民族同士、統一を」
2013年06月15日 10:10 主要ニュース6.15共同宣言発表13周年を記念して朝青朝大委員会が主催する夜会「統一を願う夜」が13日、朝鮮大学校講堂で行われた。朝大生たちは、「わが民族同士」の理念のもと、祖国統一実現のために、学び、闘う決意を共有した。
来春に卒業を迎える2年制学部の学生たちを含む2年生たちは、朝青運動や統一運動を先頭に立って引っ張っていくという決意のもと、夜会を主管した。
夜会は、すべての2年生たちの統一への熱い思いが込められた「統一はわが民族同士」の歌で始まった。
統一を遮る「悪」と闘う「統一レンジャーショー」、軽音楽団やセマチの公演、女性重唱、男性重唱、吹奏楽部の重奏が披露された。朝大生たちは出演者に大きな声援と拍手を送った。
舞台には、美術科2年生たちが4日間かけて作成した「わが民族同士」と書かれた美術作品が展示された。
朝青朝大委員会の李鴻成委員長(政治経済学部4年)は、朝大生たちが主体となって統一運動に積極的に参加していこうと呼びかけた。
つづいて、2年生の代表らが登壇し「わが民族同士、祖国統一を成し遂げよう!」と力強く朝大生たちに呼びかけた。
最後に、全学生が肩を組み「われらの願いは統一」を大合唱した。
講堂前では2年生の女子学生たちが、あずきカキ氷、冷やしうどん、フルーツポンチなど、いろいろな屋台を出し、夜会を盛り上げた。
総責任者を務めた金志潤さん(政治経済学部2年)は、「朝大生たちは、同胞やすべての朝鮮民族に力と勇気を与えられるような人材になれるよう一致団結して、一生懸命学習や朝青活動に励むべきだ。2年後には6.15共同宣言発表15周年を迎えるので、これからは南朝鮮の青年たちとつながりを持ち、国際的な統一運動を繰り広げていきたい」と語った。
夜会にさきがけ、10日には、祖国統一研究サークルが主催したシンポジウム「祖国統一の現況と課題-停戦協定締結60周年を迎え」が開かれた。
「分断がもたらした痛み-停戦協定締結60周年を迎え」「統一情勢の現況と課題-6.15から今日に至るまで」というふたつのテーマで、学生たちによる研究発表が行われた。
朝大生たちは、6.15共同宣言実践日本地域委員会が主管する署名運動に積極的に参加し、1,206人の署名(13日時点)を集めた。
(李永徳)