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運動のひとつの結果

2013年05月27日 14:19 春・夏・秋・冬

西日本で元気の出るニュースが相次いだ。京都では、1万3千400坪の広大な敷地に、京都初級の立派な新校舎が建てられた。三重では、長らく活動が停滞していた県青商会が再出発。「学校のため」「子どもたちのため」という思いで一致した青年たちが立ち上がった。大阪朝高ラグビー部は、府大会で見事優勝。冬の「全国大会」出場をかけた府予選のAシードを獲得した

春夏秋冬▼同胞やウリハッキョに対する弾圧と差別が露骨になり、厳しさを増しているだけに、喜びはひとしお。歓喜の声が東京にまで伝わってくる。3つの出来事がすべて同じ日(19日)だったため、前日まで「どこに行くべきか決めかねる」とうれしい悲鳴を上げていた知人もいた

▼今年に入って暗いニュースが続いた。日本政府は「高校無償化」制度から朝鮮学校を完全に排除。各地では、政治問題を理由に地方自治体が朝鮮学校への補助金を凍結、廃止する動きが広がった。これに対し、各地の同胞たちは集会やデモ、要請活動など、運動の幅をいっそう広げ、より多くの理解者、支持者を得てきた

▼スイス・ジュネーブに行き民族教育の権利を訴えたオモニ代表団はもちろん、各地の同胞、日本市民らの活動が人々の心を突き動かした。その一つの結果として、社会権規約委は「高校無償化」制度における差別の是正を日本に求めた

▼「絶対にあきらめない」。未来を切り開く同胞たちのたたかいは続く。(天)

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