朝鮮、サッカー・U-14アジア選手権出場へ

予選リーグを全勝で突破

朝鮮が2014年に初開催されるサッカー・U-14（14歳以下）アジア選手権大会への出場権を獲得した。東アジア地域の予選リーグは8つの組に分かれて行われ、各組首位だけが本大会へ出場する仕組み。8組に属した朝鮮は、香港、モンゴル、マカオ、日本と対戦し、4戦全勝で突破した。

8組予選リーグは11～17日にかけて香港で行われた。朝鮮は初戦の香港戦（11日）で試合開始から細かいパスとサイドからの突破、またミドルシュートを織り交ぜながら5得点を挙げ、幸先のいいスタートを切った。

同組一番の山場と見られた13日の日本戦、朝鮮は序盤から主導権を握ると相手ゴールに何度も迫った。前半こそ決定機を生かせなかったものの、後半に得点を重ね3-1で勝利した。

勢いに乗った朝鮮はモンゴル（16日）を8-0、マカオ（17日）を15-0で圧倒した。

予選リーグで31ものゴールを量産したU-14朝鮮代表（予選リーグ時は13歳）に対する国内関係者の期待は高く、本大会での活躍に注目が集まっている。

本大会の開催地、日程は未定。これまでにも14歳以下代表の国際大会はあったが、AFC（アジアサッカー連盟）の措置により、選手権大会に格上げされた。

（朝鮮新報）