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大阪朝高の「連続」記録

2012年11月26日 11:17 春・夏・秋・冬

大阪朝高ラグビー部が4年連続7度目の「花園」出場を決めた。府大会決勝の相手は、今年3度対戦し1度も勝てなかった強豪校だった。しかし、今回は終始主導権を握り、14-7という点差以上の強さを見せつけ勝利を掴んだ

春夏秋冬▼同校ラグビー部は、春の選抜を含めると06年度から連続して「全国大会」に出場している。03、04年度にも「花園」に出場しており、サッカー部も05年度の選手権でベスト8に輝くなど、「全国大会」に5度出場している。つまり同校の団体競技における全国大会「連続」出場記録は今回で10年目と数えることもできる

▼何事も「始めることよりも継続することの方が難しい」とはよく聞くが、忘れてはならないのがボクシング部だ。朝高生のインターハイ出場が認められた94年から10年まで、17年連続で同校ボクサーが「全国大会」のリングに立った。王者も数多く輩出。朝高生として史上初の3冠を達成した李健太選手は、来年3月の選抜出場を決めており、6冠に期待がかかる

▼朝高生が「全国大会」に挑めるようになったのは、同校女子バレーボール部の活躍をきっかけに、同胞と日本人士らが団結してたたかったからだ。以来、朝高生の快進撃が始まった。今年、創立60周年を迎えた大阪朝高は、補助金問題などで厚い差別の壁とたたかっている。朝高生がスポーツで示したように、卒業生たちが多方面で活躍することを期待する。(天)

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