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〈高校無償化〉国会議員に適用決定求める、神奈川、愛知の朝鮮学園代表ら

神奈川県下の朝鮮学園関係者と朝鮮学校を支援する団体代表ら32人が19日、朝鮮学校生徒への「高校無償化」適用を求める首相、文科相に宛てた要請書を、参院議員会館で那谷屋正義参院議員(民主党)にそれぞれ手渡した。

那谷屋議員に署名を手渡す神奈川中高生徒代表

要請書を提出したのは、神奈川朝鮮学園、「神奈川朝鮮学園を支援する会」、「日朝国交正常化を進める神奈川県民の会」、神奈川県朝鮮人強制連行真相調査団の4団体。要請書は、「文科省の公正、厳粛な審査の結果として朝鮮学校への『高校無償化』適用の発表が速やかになされることを今一度、強く要請する」と強調した。そして、神奈川朝鮮中高級学校の生徒代表(張晟嶺、金穂香)が、県下同胞や朝鮮学校生徒、日本市民らが集めた1万9千384筆の書名を伝達した。

朝鮮学園関係者と支援団体の日本人士らが発言した後、那谷屋議員が発言した。那谷屋議員は、朝鮮学校卒業生が日本社会に貢献している事実や雨の中で署名活動をしていた朝鮮学校生徒の体験、オモニ会をはじめとする保護者の国連での活動、朝鮮学校を支援する人々の話などを聞き、「関係者らの話を聞くと胸に迫るものがあり、困難な課題(無償化問題)にもストレートに向き合っていきたい。(朝鮮学校生徒が)晴れて卒業できるよう、がんばりたい」などと語った。

要請に訪れた神奈川朝鮮学園の関係者ら

この日議員会館を訪れたのは、神奈川朝鮮学園の理事、神奈川、川崎、横浜、南武の朝鮮学校校長、オモニ会、生徒、保護者代表、そして神奈川県教職員組合、神奈川県高等学校教職員組合、「神奈川朝鮮学園を支援する会」、「日朝国交正常化を進める神奈川県民の会」、神奈川県朝鮮人強制連行真相調査団、神奈川人権センター、神奈川I女性会議の代表ら。

一方、同日、李博之理事長をはじめとする愛知朝鮮学園、愛知朝鮮中高級学校、同校オモニ会の代表ら6人が参院議員会館を訪れ、首相、文科相に宛てた要望書を那谷屋正義参院議員に伝達し、1万596筆の署名を手渡した。要望書は、▼文部科学省が定めた「規定」に従い、速やかに朝鮮高校生徒への「無償化」適用を最終決定し、▼2010年度分「就学支援金」を遡って適用する措置を講ずるよう訴えた。

またこの日、「静岡朝鮮学校・友の会発足集会参加者一同」による首相、文科相に宛てた要請書も提出された。

(李東浩)