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党の指導体制

2012年07月19日 09:57 春・夏・秋・冬

金正恩第1委員長に共和国元帥の称号が与えられた。平壌では軍人による祝賀大会が開かれ、舞踏会も催された。党政治局会議で軍総参謀長の職務解任が決定されたことを伝えたメディアは「権力闘争」、「体制不安」と騒ぎ立てたが、現地では若きリーダーと共に一致団結しようとする気運がみなぎっている。春夏秋冬

◆党政治局会議の決定プロセスは、指摘されるような「対立」や「葛藤」ではなく、政治の安定と強い指導力の存在を印象づけた。朝鮮における党の地位と役割は、他国とは異なる。憲法11条には「共和国は朝鮮労働党の指導に沿ってすべての活動を行う」とある。人民軍も党の方針と決定に従って動くことを軍規としている。

◆1980年以来、朝鮮では党大会が開催されなかったが、2010年、12年に党代表者会が開かれた。新時代のリーダーが登場し、政治局メンバーも新たに選出された。今回の政治局会議も党の規約に沿い、諸般の手続きを取って開催されたものだ。

◆国内の識者は、「党を中心とする指導体系」が本来の機能を果たす時、「朝鮮の一心団結はさらにパワーを発揮する」と語っていた。試練の時代を超えて、朝鮮の然るべき姿が整いつつある。第1委員長はその象徴だ。元帥の称号授与に沸き立つ人々に「体制不安」の影はない。金正恩ビジョンの実現は、メディアの勝手な憶測を覆し、急ピッチで進んでいる。(永)

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