〈教室で〉埼玉初中 理科・朴洋子先生
2006年08月19日 14:13 民族教育実験で身につける「自然観」
埼玉県大宮市の埼玉朝鮮初中級学校初級部5年生。
前回の授業で彼らは、顕微鏡を使って植物の葉の「気孔」を観察した。葉が気孔を通して「呼吸」し、水分、温度調節をすること、赤いインクを垂らした液体に根を浸けると、根から吸収された水分が幹を通り、葉にとどく様子がわかることなどを観察した。
朴洋子先生(47)は、実験道具を前に「今日の主人公はツバキの葉っぱです」と、児童たちの興味を引き付けた。「葉っぱには根から吸い上げた水分が通る『道』があります。今日はその『道』を目で見てみましょう」。