〈羅勲副委員長殺害事件〉千葉支部副委員長殺人放火事件から3年/総聯県本部代表ら県警に申し入れ
2001年10月24日 00:00 主要ニュース千葉朝鮮会館を何者かが襲い、宿直中の羅勲総聯千葉・千葉支部副委員長を残忍な方法で殺害し、会館を放火した事件から15日で3年を迎えたことと関連し19日、総聯千葉県本部の代表が県警察本部に犯人逮捕を求める申し入れを行った。康東勲・総聯本部副委員長、李英植・総聯千葉支部委員長をはじめとする各界代表ら8人で、県議会議員の村上克子、栗山栄子氏(社民党)らが同席した。
申し入れは千葉県議会棟で行われた。代表らは、事件発生直後から犯人逮捕を再三求めてきたにも関わらず、解決の糸口すら見つかってないことは遺憾だと述べ、県警が遺族や同胞の気持ちを汲み、1事件の早期解決とその背後関係を徹底的に捜査し公表すること2同胞に対するいやがらせ、暴力、脅迫などの発生を未然に防ぐこと――を求める宋岩佑委員長名の申入書を伊藤哲朗本部長あてに提出した。対応した川島邦芳総務部広報課課長代理は「みなさんの心情を本部長に伝える」と答えた。代表らはその後、記者会見した。
(朝鮮新報)