映画「主戦場」/ミキ・デザキ監督インタビュー
2019年04月11日 15:45 文化・歴史歴史知り、より良い議論へ
彼女たちは「慰安婦」か「性奴隷」か。「強制連行」はあったのか。日本政府の法的責任は――映画の中では、朝鮮半島と日本の間で今も続く論争について、その「中心人物」たちが意見をたたかわせる。日系米国人の監督は、なぜその渦中に飛び込んでいったのか。撮影を通じて何を感じたのか。監督に単独インタビューを行った。
―なぜ「主戦場」を撮ることに?
一番の発端は2013年、「YOUTUBE」に、日本国内の人種差別に関する動画(「レイシズム イン ジャパン日本では人種差別がありますか?」)をアップしたこと。