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〈九州無償化裁判〉空虚な理論矛盾判決/原告側が敗訴、各地で最後の地裁判決

2019年03月15日 10:15 民族教育

福岡地裁小倉支部に向かう学校関係者たち

高校無償化制度の対象から朝鮮高級学校を除外したのは違法だとして、九州中高の生徒、卒業生ら68人が国に対し国家賠償を求めた訴訟(2013年12月19日提訴)の地裁判決が14日、福岡地方裁判所小倉支部203号法廷で言い渡された。5都府県で行われている無償化裁判の中で最後に下される地裁判決だけに、多くの注目が集まった。しかし結果的に、地裁は原告の請求をいずれも棄却。またしても国による差別を追認する不当判決が下された。

原告側は国の違法な差別により、教育を平等に受ける権利や経済的援助を受ける権利を侵害されたとして慰謝料の支給を求めてきた。提訴から5年3カ月、20回に及ぶ口頭弁論を経て、判決言い渡しを迎えた。

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