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【シンガポール取材報告】日本以外の世界が歓迎した朝米「世紀の会談」/浅野健一

「挑発的な戦争ゲーム」終焉を誓約/偏見と無恥の日本メディアの大罪

固い握手が始まり

2018年6月12日午前9時4分(シンガポール時間)に始まった二人の13秒にわたる固い握手は、まさに「世紀の首脳会談」の始まりだった。

シンガポールの南部セントーサ島のカペラホテルで開かれた金正恩朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)国務委員会委員長とドナルド・トランプ米合州国大統領の首脳会談を現地で取材した。朝鮮と米国の首脳会談は史上初めて。両首脳は朝鮮と米国の国旗が交互に6本ずつ掲げられたホールで握手。その後、会談場に移り、通訳だけを入れた一対一で、38分の会談。その後、両国の随行高官を交えた拡大会談、実務者も入った昼食会を行った。午後には、共同声明の署名のシーンが世界中のテレビで生中継された。

両首脳がにこやかに歓談し、何度もお互いの背中に手を添えた。金正恩委員長の決意を込め堂々とした態度と、年上の大統領を気遣う心配りが、世界中に伝わった。テレビというメディアの力を感じた。

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