「誰もがリピーターになる場所」／千葉ハッキョの会が2年連続訪朝

【平壌発＝金淑美】千葉朝鮮学校を支える県民ネットワーク（千葉ハッキョの会）訪朝団が8月3〜10日、朝鮮を訪問した。昨年の初訪朝に次いで2年連続となる今回は、千葉ハッキョの会メンバー以外に、東京、北海道、鳥取などから総勢8人が参加した。

綾羅小学校児童らと交流を深めた

訪朝団の顔ぶれは、昨年に続く訪朝、十数年ぶり、初訪朝の人などさまざま。

「前回訪朝した12年前と比べて新しい建物がたくさんできたのと、街を歩く人たちの表情が明るかったのが印象的だった」（黒田敏彦さん、北海道朝鮮学校をささえる会）、「5回目、2年連続の訪朝だが、朝鮮をよく知るためには長く見続けなければいけないと思い、今年も訪朝した。女性たちの服装、建物の色、街中に掲げられた看板などの字体まで、去年に比べて街全体がまた一段と若返ったように感じる。それが日本には一切伝わっていない」（大野尚志さん、東京都高等学校教職員組合）