日本委員会結成40周年記念朝鮮統一支持全国集会in長野
2016年12月01日 13:44 朝鮮半島“対話から朝鮮半島の平和もたらそう”
朝鮮統一支持運動第34回全国集会in長野(主催=長野県実行委員会、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会)が11月18~19日、長野市内の施設で開催された。朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会(以下、日本委員会)結成40周年を記念する今回の全国集会では、日本委員会の日森文尋議長と委員、日朝長野県民会議をはじめとする県内の日朝友好団体、総聯長野県本部などで構成された長野県実行委員会メンバー、日本各地の日朝友好団体代表、在日同胞の参加の下、記念パーティー(11月18日)、全国活動者会議と全体集会(ともに11月19日)が開かれた。総聯中央の南昇祐副議長などが来賓として参加した。
11月19日に行われた全体集会ではまず、主催側を代表して、村山智彦・日朝長野県民会議会長と日森文尋・日本委員会議長がそれぞれあいさつを行った。
村山会長は、安倍政権が朝鮮半島の問題を在日朝鮮人への待遇に直接反映させるなど、きわめて感情的な差別を行っていることについて非難しながら、在日朝鮮人の人権を守る活動が、日本の民主主義と平和を守るうえでも必要不可欠であるとの認識の下で今後も運動を続けていくと語った。
日森議長は、日本労働組合総評議会(総評)の平和運動の一環として日本委員会が結成されて以来40年間、さまざまな厳しい局面を迎えながらも全国の仲間の力添えの下で朝鮮統一支持運動と日朝友好連帯運動を前進させてきた歴史に言及した。そのうえで、朝鮮の自主的平和統一なくして東北アジアの平和と安定はないと強調し、戦争法を実行に移すなど暴走する安倍政権の動きに歯止めをかけるための運動を展開していくことが重要であると述べた。
続いて総聯中央の南昇祐副議長と社会民主党長野県連合の中川博司幹事長が来賓としてあいさつを行った。