戦後70年、日朝連帯運動でさらなる前進を/光明星節記念・日朝友好新春の集い
2015年02月09日 16:55 朝鮮半島金正日総書記の業績を胸に
「光明星節記念・日朝友好新春の集い」(主催=同実行委員会)が6日、都内で行われた。集いには、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会の日森文尋議長、チュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長、金丸信・元自民党副総裁の政務秘書を務めた金丸信吾氏、国際キム・ジョンイル賞理事会理事であるデヴィ・スカルノ夫人をはじめとする各界の日本人士、メディア関係者、関東地方の総聯関係者ら100余人が参加した。
総聯中央の南昇祐副議長と徐忠彦国際統一局長が来ひんとして参加した。
集いではまず、昨年の朝鮮の社会主義経済建設にまつわるトピックスを収録した映像が上映された。
主催者を代表して、日森文尋議長があいさつを行った。
日森議長は、金正恩第1書記が新年の辞で、北南最高位級会談の開催について言及したことをはじめ、朝鮮側が新年に入って北南関係改善に関する大胆で積極的な提案をしていることにふれながら、「朝鮮の統一に向けてともに努力することは日本の国民の責務である」と述べた。
一方、安倍晋三首相が8月に「戦後70年談話」を発表するとしているが、「歴史を都合良く解釈したり、改ざんするといった行為を許してはならない。われわれ日本人は、あの忌まわしい戦争が終結してから70年という節目の年である今年、歴史に正面から向き合っていくという立場で運動を進めていきたい」と語った。また、日朝平壌宣言とストックホルム合意を誠実に履行するよう、日本政府に求めていくと強調した。