〈学生中央体育大会〉朝鮮創建65周年を記念、1800人の選手が熱戦
2013年09月07日 11:54 スポーツ朝鮮創建65周年慶祝在日朝鮮学生中央体育大会が、8月30日~9月5日にかけて、東京の駒沢競技場や関東、東海、関西の各競技場で行われた。サッカー、ラグビー、バスケットボール、バレーボール、卓球、テニス、空手、ボクシングの8競技には、約1,800人の選手たちが参加し、熱戦を繰り広げた。
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開会式の模様
3日、駒沢体育館では開会式が行われた。総聯中央の裵益柱副議長、宋根学教育局長をはじめとする教育、スポーツ分野の関係者が選手らと参加した。
裵副議長は、朝鮮創建65周年を迎える今年、祖国からは引き続き在日同胞の民族教育のために教育援助費と奨学金が送られてきているとしながら、祖国の温かい配慮があるからこそ、今回の大会が開催できていると強調した。
また、今年8月に行われたインターハイで優勝し、高校ボクシング5冠を為し遂げた大阪朝高の李健太選手や、「全国中学生ビーチバレー大会」で銅メダルを獲得した北大阪朝鮮初中級学校女子バレーボール部、東アジアサッカー選手権大会で優勝した祖国の女子サッカーチームなど、在日同胞や祖国の選手たちの華々しい活躍について言及しながら、今後も全ての生徒たちが高い志と希望を持ちながら部活に励み、その過程で強い精神力と技術力を磨いてくれることを願うと語った。
続いて、インターハイで優勝した大阪朝高の李健太選手と銅メダルを獲得した鄭真選手に贈る記念品が代表者に贈呈された。また、東京朝鮮中高級学校高級部バスケ部の金希泳主将が選手宣誓を行った。
(李永徳)