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「制裁ではなく対話と交渉を」/日朝友好促進東京議員連絡会総会

2013年04月26日 10:39 朝鮮半島

第11回日朝友好促進東京議員連絡会(以下、日朝議連)総会が23日、都内で行われた。これに、都内の市区町村議会の超党派の議員たちと関係者ら、総聯中央国際統一局の李泰栄副局長、総聯東京都本部の黄明委員長、総聯西東京本部の高徳羽委員長をはじめとする約80人が参加した。

総会では、新たに代表と副代表、事務局長がそれぞれ選出された。

「日本は孤立しかねない」

総会でははじめに、日朝議連の代表が主催者を代表してあいさつを行った。

総会のようす

代表は、朝鮮半島情勢が非常に緊張している中で関係各国による事態打開のための対話への動きが始まったと指摘。しかしそのような中、日本政府の対朝鮮政策は変わっていないとした。

また、困難な状況の中でも対話と交流を続け、日朝友好の灯を消さないようにすべきであると訴えながら、今年も日朝議連の訪朝団を企画するほか、「高校無償化」制度からの排除や都の補助金不支給の問題など、朝鮮学校の子どもたちへの差別反対を訴えるアクションを起こしていくと述べた。

続いて、来賓として「東京・平壌『虹の架け橋』」の代表、「『高校無償化』からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」の事務局長、総聯東京都本部の黄明委員長が祝辞を述べた。

「東京・平壌『虹の架け橋』」の代表は、米・南が朝鮮との対話を始めようとする中で日本政府だけが未だにそれを拒否し、対朝鮮制裁を2年延長したことなどを挙げ、「国際社会の中で日本だけが孤立する」と指摘。「われわれは引き続き、朝鮮との友好親善と国交正常化を目指して対話を訴え続けなければならない」と強調した。

日朝学術教育交流協会の一員として初めて朝鮮を訪問(4月9~13日)した「『高校無償化』からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」の事務局長は、訪朝にまつわるエピソードとともに朝鮮との友好関係を結ぶことの大切さについて話した。

一方、現在の日本社会の状況について、「巷では在日朝鮮人に対するヘイトスピーチが横行しているが、このような状況では今後、在日朝鮮人のみならず、外国籍者や障がい者などの少数者を排除する論理が日本社会で大手を振るうようになってしまうだろう」と危惧した。

また、「今後、日朝議連のみなさんと一緒に都内の朝鮮学校を支え、日本社会に学校の存在を知らせていきたい」と述べた。

黄明委員長は、常日頃から地域での朝・日友好に取り組み、朝鮮学校を支援している日朝議連メンバーへの謝意を表し、「朝・日関係改善の糸口が見えない状態にある今だからこそ、日本のみなさんと力を合わせてピンチをチャンスに変えていきたい」と話した。そのうえで、これからも平壌宣言にのっとり、朝・日国交正常化と朝鮮の平和統一、東アジアの平和実現のために取り組んでいく決意を示した。

朝鮮対外文化連絡協会からのメッセージが紹介された後、第10回総会(昨年7月)以降の活動報告が行われた。日朝議連は昨年度、各地域別に日朝友好促進運動と「高校無償化」問題をはじめとする民族教育支援活動をいつになく活発に行ってきた。

また、2013年度活動方針として▼日朝関係改善と国交正常化に向けた世論を形成し▼朝鮮学校と民族教育を支援するための取り組みを行い▼訪朝団を組織し、「東京・平壌『虹の架け橋』」と連携して、民間交流と相互理解を進めることなどを発表した。

続いて行われた懇親会では、総聯西東京本部の高徳羽委員長、東京平和運動センターの事務局長、福岡県日朝友好協会の事務局長が祝辞を述べたほか、都内各地の日朝議連メンバーらがそれぞれあいさつした。

最後に、日朝議連の副代表が閉会のあいさつを行い、「われわれの活動が日朝両国の人民をつなぐ架け橋となるよう頑張ろう」と呼びかけた。(里)

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