「南北コリアと日本のともだち展」名古屋で開催、純真な作品に感動
2012年11月19日 14:16 文化「南北コリアと日本のともだち展」の名古屋展が(主催=日朝芸術文化交流協会、主管=実行委員会)10月26日~28日、名古屋国際センターで行われた。3日間を通じ、延べ100人が観覧した。「ともだち展」では、南北朝鮮と日本、朝鮮学校(東春朝鮮初級学校、名古屋朝鮮初級学校、岐阜朝鮮初中級学校)の子どもたちの絵画70点が展示された。
訪れた観覧客からは、「素晴らしい企画です。純真なこどもたちの絵を見て感動しました」「子どもたちが描いた絵には国境がなく、みな同じ絵心があり、未来があります」「子どもたちの想像力に驚きました。やはり、子どもたちには夢があります」「みな絵が上手でびっくりしました。描いた本人たちに会いたいです」「国別に個性があり、色彩がとても豊かです。子どもたちのためにも、平和で豊かなアジアと友好関係をつくってあげなければと思いました。大人の責務を痛感しました」などの感想が寄せられた。
一方、展覧会2日目には記念講演「絵画展によるこどもたちの交流とその諸活動の意義」が行われた。同展覧会の筒井由起子事務局長が講師を務めた。
イベントを主催した日朝芸術文化交流協会(会長=八幡太郎さん、漫画家)は昨年6月の結成以来、朝鮮問題の理解を深め日朝の友好を促進するための活動を地道に行ってきた。月に1度の会合をはじめ、毎年、日朝交流イベントを企画している。同イベントも、その一貫として独自に催された。
(日朝芸術文化交流協会事務局)