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朝鮮代表団がカンボジアで弔意

2012年10月25日 15:45 朝鮮半島

シアヌーク大王の死去を受け

カンボジアのノロドム・シアヌーク大王の死去(15日)を受け、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長を団長に朴吉淵外務次官らで構成された朝鮮国家代表団が21日、同国を訪れ、大王の霊前で弔意を表した。朝鮮中央通信が伝えた。

シアヌーク大王は、朝鮮とカンボジア両国の「伝統的な友好・協力関係の発展と非同盟運動と世界の自主化偉業の実現に大きく貢献した朝鮮人民の親しい友人であり、著名な国際政治活動家」(朝鮮中央通信)として知られている。

金正恩第1委員長は15日、シハモニ国王に弔電を送り、金日成主席と金正日総書記はシアヌーク大王と崇高で高潔な信義関係を結び、これが両国人民の友好と連帯、協力関係の永遠の礎となっているとしながら、大王の業績は両国人民と進歩的な人類の心の中に永遠に残ると強調した。

現地を訪れた代表団は故人の霊前に花輪を献じて黙とうし、遺族、親戚に深い哀悼の意を表した。

ノロドム・モニニエト・シアヌーク大王妃は、金正恩第1委員長が寄せた慰労の言葉はわれわれに大きな励ましになった、シアヌーク大王の親しい友人である金日成主席と金正日総書記は大王を実の兄弟のように愛したと述べた。

息子のノロドム・シハモニ国王は、主席と総書記は大王に深い関心を寄せ続けてくれた、第1委員長に心からの感謝のあいさつを伝えるよう願うと強調した。

一方、朝鮮政府は23日を哀悼日とし国内の所定の場所に弔旗を揚げた。

また16日には最高人民会議常任委員会と金永南委員長、崔永林総理、朝鮮労働党の崔泰福書記らが、17日には金正角人民武力部長、朝鮮労働党の金永日書記らが、それぞれ駐朝カンボジア大使館を訪れ、黙とうした。

(朝鮮新報)

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