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〈それぞれの四季〉同僚の結婚式で…/白未聖

5月の始まり、学生時代の先輩でもあり同僚のソンセンニム(先生)の結婚式があった。そのソンセンニムとは、5年間、苦楽を共にした仲で広島幼稚班とそこに通う子どもたちを輝かせるため、様々なことにチャレンジし…

〈それぞれの四季〉背中押された日/白未聖

桜が満開のこの季節、毎年ユチバンで一番のメイン行事といえば入園式だ。 温かい春風が吹く式当日に、アボジ・オモニに連れられ緊張した面持ちで登園する新園児たち。

〈それぞれの四季〉「THE・同胞文化」チュムパン/崔安淑

チュムパンといえば誰もがみたことがあるだろう。結婚式や成人式など、祝いの行事には欠かせない、皆が一堂に集まって、歌い踊るクライマックス。 私にとってチュムパンは、その場にいる人たちの心を一つにする場面…

〈それぞれの四季〉愛しい卒園生たち/白未聖

3月といえば卒園シーズン。 今年、卒園するクラスは3年間一度も担任ではなかったが、年少・年中・年長クラスの子どもたちが、まるで大家族のように交わって遊ぶ「ウリユチバン」だからか、私も3年間卒園生たちの…

〈それぞれの四季〉手をかける、目をかける、心をかける/姜美蘭

いま8歳、6歳、2歳の三兄弟を育児中だ。 毎日バタバタと過ぎて行く。 長男次男がまだ小さかった頃、地域の子育てサークル主催の子育てセミナーで、講師の 先生がおっしゃっていた言葉が忘れられない。 「赤ち…

〈それぞれの四季〉芸術に国境はない/崔安淑

「芸術に国境はない」 歌舞団に入団し、さまざまな場所で公演を行ってきたが、この日ほどこの言葉を実感した日はなかった。 数年前、ある舞踊家の方から声をかけてもらい、日本の保育園で巡回公演を行うことになっ…

〈それぞれの四季〉第一歩を踏み出す場/白未聖

学芸会の練習で子どもたち、そして私たちも日々奮闘中のこの頃。 今回私は年少クラスの担任で演劇を発表することになった。初めの頃は言葉もちゃんと喋れず演劇になるのか、喋れない子たちがセリフを覚えられるのか…

〈それぞれの四季〉子育てと舞踊/姜美蘭

私が朝鮮舞踊を始めたのは5歳の時。習い事ではなくハッキョの部活だった。 私が通った愛知朝鮮第10初級学校(現・名古屋初級)は、児童数が少なく、部活は一年生からあった。実家のオモニいわく、私が年長の頃に…