〈スニムのいい話 33〉お坊さんが一番うそつき
2009年12月09日 00:00
仏教の開祖であるブッダ(本名=ゴーダマ・シッダールダ)は生涯、うそをつき続けました。 およそ2500年前、釈迦族の王子として生まれたブッダは、29歳のとき、生きることに矛盾を感じ、すべてを捨てて山で厳…
〈スニムのいい話 30〉仏は心のナイフ
2009年11月18日 00:00
ナイフは古代の人類が最初に使った道具です。石や動物の骨を打って鋭利にして、獲物を捕まえたり、実を採ったり、調理したりするのに使いました。 人が生活するうえで欠かせないナイフですが、時に人の命を奪う武器…
〈スニムのいい話 29〉「あげる」ができない
2009年11月11日 00:00
お布施というものがありますが、これはお寺やお坊さんにあげるお金のことではありません。布施とは一般的に自分が持っている物を人にあげることを言います。 こんな話があります。 ある青年がブッダに「目玉がほし…
〈スニムのいい話 28〉間抜けが人
2009年11月04日 00:00
人間とは、いったい何でしょう。 人は一人では生きていけません。互いに支え合って生きていかなければなりません。「人」という字も人と人とが支え合う形をしています。それぞれに間があり、人と交わることで生きて…
〈スニムのいい話 27〉オモニは超能力者
2009年10月28日 00:00
子どもが「お腹が痛い」と言えば、オモニが手当てしてあげますね? 最近は良い病院、良い医者、良い薬を求めて走り回る人もいますが、そればかりが治療ではありません。 まずは、オモニが痛いところを優しくさすっ…
〈スニムのいい話 26〉仏教はおでん!?
2009年10月21日 00:00
お墓でおでんのような石の塔を目にしたことはないでしょうか。まさにはんぺん、大根、こんにゃくのように、四角、丸、三角、その上に二つの石を載せた形の墓です。 これは仏教を形にした五輪塔というもので仏教の四…
〈スニムのいい話 25〉不動明王はいつも怒っている?
2009年10月14日 00:00
不動明王と言えば、目が3つあったり、剣や弓を持っていたり、牙があったりしますが、一般的には「怖い顔」で知られています。それはなぜでしょう? 何か悪いものを追い払うためなのでしょうか。 実は、不動明王の…
〈スニムのいい話 24〉観音様は男? 女? それとも.
2009年10月07日 00:00
仏像は主に如来、菩薩、明王、天の4種類に分類されます。なかでも如来は「悟った人」のことを言います。菩薩は「今にも悟れそうなほど修行を積んで仏に近づいている人」を言います。菩薩に一番身近な存在が観音様で…
〈スニムのいい話 23〉ほとけ様に会いたい
2009年09月30日 00:00
人が普通の生活のなかで、空気のありがたみを感じることはあまりないと思います。あたり前のように空気があり、あたり前のように呼吸していると思います。 ある青年がお寺に行ってお坊さんに「ほとけ様に会いたい」…
〈スニムのいい話 22〉なぜ光は明るいのか
2009年09月24日 00:00
「明」(あかるい)という漢字は「日」と「月」で成り立っています。「日」はまさに太陽を、「月」はお月さんを表しています。両方あってこそ「明るい」のです。 太陽は光を発しますが、それだけでは明るいとは言え…
〈スニムのいい話 21〉極楽と地獄
2009年09月16日 00:00
人は死んだらどこに行くのでしょう。極楽? 地獄? 私はどっちに行くのかなあ.。仏教ではどちらでもなく、無になると言います。 お坊さんはうそつきです。生きているうちに善いことをすると極楽に行けるが、悪い…
〈スニムのいい話 20〉「ウサギとカメ」の続き
2009年09月10日 00:00
ウサギとカメが競争する有名な童話があります。足の早いウサギが油断して眠っている間に、せっせと一生懸命走ったカメが勝つというお話しですが、実はこれは内容の一部にすぎません。ちゃんと続きがあるのです。 負…
〈スニムのいい話 19〉アリの法則
2009年09月02日 00:00
アリの生態はとても興味深いものです。米国のある学者が、エサを巣にせっせと運ぶ働きアリの観察を続けていると、働かずにサボっているアリがいるのをみつけました。それは全体の1割程度です。また、働いたりサボっ…
〈スニムのいい話 18〉水と油
2009年08月26日 00:00
水と油を同じ容器に入れるとどうなるでしょう? 分離しますか? 仏様は「分離するし混ざりもする」と答えました。 水と油を混ぜようとしても、だんだん油が浮いて分離してしまいます。でもこれは地球上のことです…
〈スニムのいい話 17〉なぜ月にウサギが?
2009年08月20日 00:00
月にウサギがいると言われるのは、おとぎ話や昔話からきたのでしょうか? 地球から見る月の模様が、ウサギが餅をついているように見えるからでしょうか? 模様がウサギならとんでもない巨大ウサギです。でもアポロ…
〈スニムのいい話 16〉トックッとソンピョン 2
2009年08月12日 00:00
朝鮮ではチュソク(秋夕、旧暦の8月15日)にソンピョン(松餅)を食べます。豊穣を祝い先祖に感謝しお供えします。 ソンピョンは、その年に収穫された新米で作ります。水を加え練り上げてから、なかに豆や栗を入…
〈スニムのいい話 15〉トックッとソンピョン 1
2009年08月07日 00:00
朝鮮では古くから旧暦の正月にトックッ(白餅汁)を、秋夕(旧暦8月15日)にソンピョン(松餅)をご先祖様にお供えし、食べてきました。在日同胞もトックッやソンピョンを食べていますが、そこにはどんな意味があ…
〈スニムのいい話 14〉ミツバチの法則
2009年07月29日 00:00
チェサ(祭祀)ではお酒や食べ物をお供えします。でもご先祖様はお供え物を食べているのでしょうか? それを説明するのがミツバチの法則です。 ミツバチが蜜を吸う前も後も花の外見にはまったく違いがありません。…