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〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 51〉李舜臣将軍の従事官、霊光丁氏/種類と由来(38)

わが国の実学を集大成した大学者は?と問えば、若い同胞たちはたぶん、首をひねるであろう。しかし、わが国で初めて起重機を考案した学者といえば、歴史の本で学んだことを思い出すかも知れない。 彼の姓名は丁若鏞…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 46〉盧氏が誇る李朝の名医、盧重禮/種類と由来(33)

盧氏は著姓の後半に位置するが、137の本貫を数えるので、比較的大きな氏族といえよう。 代表的な本貫と始祖は、光州・盧恕、交河・盧康弼、長淵・盧朝、豊川・盧裕、安康・盧仁景、慶州・盧江漢、安東・盧永吉、…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 48〉鎮川宋氏の始祖は新羅高官/種類と由来(35)

宋氏は著姓の中程に位置して、173の本貫を数える大きな氏族である。 主な本貫と始祖は、礪山(リョサン)・宋惟翊(ソン・ユイク)、恩津・宋大原、鎮川・宋舜恭、金海・宋天逢(鳳)、新平・宋可元、延安・宋元…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 47〉南陽洪氏の始祖は高麗功臣/種類と由来(34)

いまはやりのクイズではないが、「それでも地球は回っている」といった人は誰か? と問えば、大抵の人は正しい答えを出すであろう。 では、朝鮮の学者で初めて、「幾千万の星が銀河をつくり、太陽や地球はその1つ…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 44〉荷車で食糧運び統一協力の柳氏/種類と由来(31)

柳氏は著姓の上位にあって、李朝時代には「10大姓」に数えられていた。いまの本貫は130余である。 そのうち筆頭に挙げられるのは、文化県(黄海南道安岳郡一帯)の柳氏。始祖は柳車達である。 族譜によると、…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 42〉南から来た官吏で南氏?/種類と由来(29)

南怡(ナム・イ)将軍といえば、歴史の教科書で学んだ人が多いであろう。 世宗時代(1418~50)、弱冠17歳で武科に首席合格。李施愛の反乱鎮圧と女真族の侵犯撃退で勇名をはせ、26歳の若さで兵曹判書(大…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 41〉統一高麗後門閥に発展の林氏/種類と由来(28)

林氏といえば、李朝中期の有名な文人・林悌(リム・ジェ)、智将・林慶業、そして農民軍の指揮者・林巨正を思い出す人が多いであろう。 林悌は小説「元生夢遊録」「鼠獄説」「花史」などで封建支配層の悪政と腐敗を…

〈ウリ民族の姓氏-その由来と現在 40〉「三学士」の一人輩出した海州呉氏/種類と由来(27)

呉氏は著姓に属し、「20大姓」の中程に位置している。本貫は165。人口数の多い氏族である。 代表的な本貫は、海州・同福・宝城・咸興・高敞(コチャン)・荳原・羅州・咸陽・延日だが、ここに済州道が入らない…