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「ダウン症のわが子と民族教育」を読んで/朴龍浩

学び合い、共に成長する教育 クァンホ(白珖浩さん)が朝高を卒業して4年。その間、tuttiの会合で顔を合わせたり、サプライズで職員室を訪ねてくれたりと、今でも変わらぬ笑顔で愛嬌を振りまき、近況を報告し…

〈ダウン症のわが子と民族教育 4〉思いがけない進展

朝高での生活が始まった。 今までのちやほやされていた中学時代とは違ってものすごいスピードで流れていく高校生活に初めは戸惑いながらも、息子はどんどん自分のペースを掴み、ゆっくりながらもみんなの後を追いか…

〈ダウン症のわが子と民族教育 3〉高校進学の不安

9年間お世話になった東京第4初中の卒業を控え、息子の進学問題に気を揉んでいたのはどうやら親だけのようだった。 当の息子は当然のようにみんなが進む東京朝鮮中高級学校に行くことを決めていた。

〈ダウン症のわが子と民族教育 2〉1人のためのウリキョシル

それまで障がい児を受け入れた経験のないウリハッキョが、息子を快く受け入れてくれると言ったときには信じられず、何か魂胆でもあるのでは? と疑ってしまうほどだった。 魂胆なんて、私は障がい児を前に何を考え…

〈ダウン症のわが子と民族教育 1〉是非ともわが校へ!

1999年、私の母校でもある東京朝鮮第4初中級学校(東京都足立区)の門をくぐった息子が、2011年に高校を卒業した。 桜の花咲く春うららかな入学式の日が昨日のことのようなのに、社会に飛び立つ日がもう来…