〈朝鮮歴史の断片 7〉「韓日併合条約」で抹殺
2005年07月22日 00:00
安重根、伊藤博文に復讐の命中弾 朝鮮王室を崩壊させた初代統監の伊藤博文は、1907年7月23日の夜、李完用を自宅に呼びつけ、内政権を剥奪する「丁未7条約」の締結を要求した。李完用は翌朝、討議なしに内閣…
〈朝鮮歴史の断片 4〉清日戦争とロ日戦争
2005年07月15日 00:00
日本の不法な派兵、侵略戦争の開始 1894年2月、日本の侵略と封建的な搾取に反対する甲午農民戦争が発生した。甲午農民戦争は、朝鮮王朝の存亡問題に発展した。朝鮮王朝が農民弾圧のため、清国に軍隊の派遣を要…
〈朝鮮歴史の断片 3〉「雲揚号」と「江華島条約」
2005年07月04日 00:00
青山島、永宗島住民を無差別殺りく 日本は、曺寧夏密書の信憑性を確認するため1875年4月21日に、井上海軍少佐を艦長とする砲船「雲揚号」を釜山に侵入させた。朝鮮側は反応しなかった。「雲揚号」は、5月9…
〈朝鮮歴史の断片 2〉王室支配と封建制度
2005年07月01日 00:00
19世紀、腐敗堕落した朝鮮王朝 19世紀、李氏朝鮮の国王に純宗、憲宗、哲宗の3人がいた。長期政権にあぐらをかいていた3人は、安逸をむさぼっている間に妻方の安東金氏らに実権を握られた。国王中心の封建国家…
〈朝鮮歴史の断片 1〉「征韓論」と日本の紙幣
2005年06月27日 00:00
内部矛盾の矛先を外部、朝鮮に 「征韓論」について、これまで日本では多くの場合、朝鮮が1872年に鎖国政策を取ったことに対抗し、翌73年に西郷隆盛、副島種臣、後藤象二郎、板垣退助らが武力によって開国させ…