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〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 60〉コウライトカゲ

朝鮮にはトカゲ亜目の動物が6種生息する。本種は朝鮮最大のトカゲだ。朝鮮の固有種で国家天然記念物に指定され保護されている。朝鮮北西部西海岸一帯に主に生息するが絶滅が危惧される。最大で全長が25センチを超…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 57〉オサガメ

博物館では異彩を放つ存在。2メートル近い真っ黒な巨体のオサガメ2頭が並んでおりそのうち一頭はまるで威嚇しているかのように口を開いている。「こんな大きなカメが朝鮮にいるのですか。」とよくいわれる。亜熱帯…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 56〉ボウズイカ

外套膜(お腹の部分)が丸いため「坊主イカ」。その外套膜にまるで耳のようなヒレがあり、とても可愛い。似たようなイカにはミミイカ、ダンゴイカがいるがそれらは外套膜と頭部が一部癒着している。本種は写真でわか…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 55〉スルメイカ

本種がおなじみの「ナッチ」である。朝鮮語の「ナッチ」は「イカ」類の総称ではなく「スルメイカ」をさす。新潟沖に停泊中の「マンギョンボン92」号で夜、船員たちがナッチをどんどん釣り上げて乗客たちに振舞うこ…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 54〉コウイカ

「イカ」は我々の食生活に欠かせない生き物だろう。軟体動物門頭足綱のうち腕が10本あるグループだ。いわゆる「イカ」に値する言葉が朝鮮にはないようだ。本種コウイカは「オジンオ」。朝鮮で獲られるコウイカの体…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 53〉ケガニ

朝鮮語で「トルケ」。朝鮮名、日本名ともにその特徴をかたる。殻には棘がある上、固い毛が全身に生えている。背面の殻の縁に7つのトゲが並んでいるのが特徴。歩脚(足)、鋏脚(ハサミ)ともに鋭いトゲが並んでおり…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 52〉マンネンタケ

キノコの一種だが見た目より硬いのだそうだ。標本は固定液に浸っておりわかりにくいが実際は「傘」の表面は潤っているような光沢がある。紀元前から薬用として使われていたというマンネンタケ。「霊芝」と呼ばれ重宝…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 51〉マツタケ

マツタケ、最近いつ食べただろうか。独特な香りと上質な食感。煮てもよし焼いてもよし。言わずと知れた高級食材だ。ただ固定液に浸っている標本はあまり食欲をそそらないかもしれない。筆者は仕事の関係上朝鮮によく…