〈くらしの周辺〉「加害」と「被害」の意識/李東一
2004年08月30日 00:00
「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ」とはいかないが、ほぼ毎日自転車通勤をしている。健康や節約のためでもあるが、東京は坂道が多いので所謂「ママチャリ」ながらも風をきって走ること自体が結構心地良い。 しかしその心…
〈くらしの周辺〉点と線/朴英二
2004年05月17日 00:00
ハッキョの演奏会や市民団体のイベントなどでよく耳にするSMAPの「世界に一つだけの花」。この曲は「No.1にならなくてもいい~もともと特別なOnly1~」という歌詞が、多くの人に共感を得て大ヒットした…
〈くらしの周辺〉コリアン文化/朴英二
2004年04月12日 00:00
「宅急便でーす」 家に届いたダンボール箱の中にはビデオテープがどっさり。ラベルには「韓国ドラマ1~20話」と書かれている。アボジがプロ野球中継を見終わると、オモニと妹はハンカチを片手に2、3時間はテレ…
〈くらしの周辺〉変わらないウリパンチャン/朴英二
2004年03月15日 00:00
ナムル、トルキム、キムチが大好きな子どもはうちの息子だけではないと思う。 もうすぐ2歳になるわが息子は、食卓に並ぶウリパンチャンをいつも欲しがる。 ナムル、トルキムは食べさせても、キムチは辛すぎてあげ…
〈くらしの周辺〉セセデの創造者/朴英二
2004年02月09日 00:00
ブラックライトとストロボの光.そして体に響くBASSの音。 どこかの若者が集まるクラブのイメージをそっくりそのまま支部のスペースで再現しようと、神奈川県のとある朝青支部事務所で興味深い企画が催された。…
〈くらしの周辺〉人類の偉大な発明/文時弘
2003年12月22日 00:00
人間は区切る動物である。とは誰か偉人の言葉ではなく、一凡人のわたしの言葉。 というのも、人間、区切る能力がなければ、ケジメのないのんべんだらりとした生物として朽ち果てていたであろうと、ぐうたら男である…
〈くらしの周辺〉旅の効用/文時弘
2003年11月17日 00:00
あれやこれやなんやかんやと日常はやかましく、さまざまなしがらみでがんじがらめ、たまに旅にでも出ないと気が狂ってしまうのではないかと人は逃げるように旅に出る。 で、その旅先で感じる奇妙な開放感は一体なん…
〈くらしの周辺〉「ゲイジュツの秋」/文時弘
2003年10月06日 00:00
岡本太郎の「芸術は爆発だ」なんて、一見芸術家的で理解不能な言葉に思えるけれど、僕は実家の箪笥からたまたま見つけた自分の幼少期の絵を見てこの言葉を思い出し、一人ふむふむうなずいてしまったのである。 子ど…