
〈朝大・朝鮮自然博物館 12〉両生類など・2011年は開館30周年
2009年07月01日 00:00
「生」を次代に伝える役目 本校で生物学を専攻する学生たちは毎週多様な実験を行う。以前卒業研究のためにマウスを十数匹飼育した。予備として飼育していたマウスは幸い(?)実験に使われずに筆者の研究室で愛玩動…

〈朝大・朝鮮自然博物館 10〉昆虫・チョウ目中心に約300種
2009年04月22日 00:00
白頭山頂の優雅なコムラサキ 体調を崩してしばらく入院していたので、その間本をたくさん読んだ。病室で節足動物に関する研究書を読んでいるところを、主治医である若い女性の外科医に目撃された。 すると彼女は、…

〈朝大・朝鮮自然博物館 9〉大同江小動物・幼生~成体の成長記録標本
2009年03月25日 00:00
二枚貝、巻貝、甲殻類 前回、朝鮮自然博物館の「大同江魚類標本」にある魚の標本をいくつかピックアップして紹介した。その標本たちが朝鮮大学校に贈られてきたのはちょうど10年前。実はその1999年から3年間…

〈朝大・朝鮮自然博物館 8〉魚類・自慢の大同江魚類コレクション
2009年01月28日 00:00
上流から河口まで全種の展示 昨年の秋、祖国を訪問した。単独で行動したので、寂しさと気楽さのいり混じった数日を平壌で過ごした。ホテルのすぐ脇を流れている大同江辺りを夕方散歩した。 河川敷、鉄橋の下で釣り…

〈朝大・朝鮮自然博物館 7〉哺乳類・絶滅の危機にさらされる動物
2008年12月25日 00:00
朝鮮半島のネコ科動物全種展示 最近、ヒマラヤで幻の生物の足跡を発見したというニュースが世間を騒がせた。以前からその存在が噂されてきたが、未だ確たる証拠のない生物、「ビックフット」だ。いわゆる雪男である…

〈朝鮮史から民族を考える 30〉在日同胞と民族(下)
2008年12月08日 00:00
6.15と10.4の道こそ 「分断体制」論 白楽晴の「分断体制」論が注目されている。彼は80年代末に朝鮮半島統一論としての「分断体制」の概念を提起し、その後それをさらに深め、その成果は分断体制論3部作…

〈朝鮮史から民族を考える 29〉在日同胞と民族(上)
2008年12月05日 00:00
生き続ける抵抗ナショナリズム 海外同胞の動態的特徴 2007年の統計によれば、世界の169カ国に居住する海外朝鮮同胞数は約704万人に達する(留学生や一般滞留者を含む)。居住国でみると中国(約276万…

〈朝大・朝鮮自然博物館 6〉鳥類・臨津江渡る統一の象徴も
2008年11月26日 00:00
コウライウグイスなど91種130点 朝鮮大学校は御存じの通り東京都小平市に位置する。玉川上水が多摩地方東西に細く、長く樹木の営みを支えている脇に、わが大学はキャンパスを構えているのだ。休日ともなると、…

